2012年5月16日水曜日

ちょこっとお散歩 その2

☆スカイツリーを見に行こう


いよいよ5月22日に東京スカイツリーが開業しますが、入場については、しばらくは予約制とのことで、周辺は混みあうことは必至です。そこで、YHからお散歩感覚で行くことができる東京スカイツリーがよく見える場所などを紹介します。ところで、ユースホステルの客室からは残念ながらスカイツリーを見ることはできませんが、実は館内に1か所だけスカイツリーが見える「秘密の場所」があります。見たい方はスタッフに「小さな声」でお尋ねください。

それでは出発です。

まずはYHを出て外堀通りを水道橋方面に歩きます。ゆっくり歩いても15分程度です。「歩くのはどうも」という方は、飯田橋から水道橋まで(隣の駅です)JR線にお乗りください。

水道橋駅の左手すぐのところに東京ドームがあります。プロ野球の他、ジャニーズ系アイドルや海外著名アーティストのコンサートまで年間を通してイベントが行われていす。
ジャイアンツのフランチャイズなのでショップもあります
自分はベイスターズファンなので興味はありません

ドームに沿って歩くと、後楽園遊園地があります。いわゆる「絶叫マシン」というものが、それほど広くはない土地に並んでいます。自分はたとえ「1万円あげる」と言われても乗りません。(でも、3万円なら心が動くかもしれません)




ジェットコースターの奥に見える高いビルが目的地です。あと5分程度です。


ドームの裏手には地下鉄丸ノ内線後楽園駅があります
ここでは地下鉄が高架を走っています

地下鉄の高架をくぐるとすぐに高いビルがあります。文京シビックセンターです。

立派な建物です。中身は文京区役所です
できた当時はこんなに立派な区役所が必要かどうか物議をかもしました

でも、おかげで東京を一望できるような景色が見られるので、とりあえずは良しとし、展望フロア(25階)へ上ります。展望台は午前9時から午後8時半まで利用できますので夜景も楽しめます
入場料は無料です

この日は少し空が霞んでいたので視界が今一つです
iPoneで撮りましたが、少し望遠側にズームしています

普通に撮るとこんな感じです
反対側は新宿や池袋方面が見渡せます。

中央やや右寄りの高いビルが池袋のサンシャイン60です
昔は遠くから見ると目立ったものですが最近は周りに
高い建物が建ったのであまり目立たなくなりました


これは実際の写真ではありません。展望台のパネルを撮ったものです。
正面が新宿の高層ビル街、視界が良い日は富士山も見ることができるそうです
中央のベージュ色の建物がユースホステルです
手前の緑地が小石川後楽園、これから行きたいと思います
なお、東京タワーや皇居方面など南側を見るためにはレストランに入らなくてはなりません
有名な「椿山荘」のレストランですが、ランチなら千円ちょっと~のメニュがあります

文京シビックホールを後にし、地下鉄の高架をくぐり道路を右に進むと、左手に白い土壁の塀が見えてきます。

後楽園の入口はこちらから見て、ちょうど対角線付近です



後楽園へ入るのには入場料がかかります。大人300円です。(年齢により割引があります)
開園時間は9:00~17:00です。
小石川後楽園は江戸時代初期、水戸藩の上屋敷で、初代藩主徳川頼房が造園し、2代藩主の徳川光圀(そう、水戸の黄門様です)が完成させました。


江戸の地図と現在の航空写真です(グーグルから拝借しました)
400年以上経っても、上空から見ると大まかな区画などはそれほど変わっていない感じです

右上に東京ドーム、真ん中下に武道館の屋根が確認できます
ユースホステルはドームの左側、三又に分かれている付近です
(左)二代藩主水戸光圀(テレビで出てくる黄門様のいでたちとはかなり違いますが)は、明の儒学者である朱舜水(右)の意見をとり入れ、中国式の庭園を造営しました。



ご存知「三つ葉葵」の御紋が入った看板です。
「頭が高い!!」と怒られそうです

都心の真ん中にもこんなに静かな風景が
仕事で疲れた体と心を癒してくれるようです
「疲れる程仕事してねーだろ!」天の声が






その他の写真もアップしておきます。季節によって花や紅葉など見どころが変化します。






そして後楽園からYHまでは徒歩10分もかかりません。

YHを朝食後に出発し上記のコースをゆっくり散歩し、帰りに神楽坂の裏路地を散策しても午前中には戻れます。半日程度時間に余裕のある方は是非お出かけください。

2012年5月13日日曜日

美味しいものがいっぱい その2

☆大食いを自負する人はチャレンジを

神 楽 坂 飯 店


 



YHの18階から見たお店です
通りの向こう側に微妙に青い看板が確認できます
ユースホステルの目の前の信号を渡った外堀通り沿いにある中華料理のお店です。大食いのお店として有名で、ジャンボ餃子(普通の餃子100個分)、1升チャーハン、ジャンボラーメンなどの大食いメニューがあります。ジャンボ餃子は予約制です。
以下の写真は店先のサンプルです。本物を注文する勇気は自分にはありません。
このチャーハンは予約なしでも注文できるそうです。
以前、ギャル曽根さんは13分でお召し上がりになったとお店のおばさんが言ってました。

餃子100個分の大きさだそうです。シェアしてもOKとのことです。
だったら普通の餃子を人数分食べたほうが美味しいかも?
事前予約が必要です

写真で見ると大きさがわかりにくいですが、サンプルはかなり大きいです
お店の中には著名人のサインが所狭しと並んでいました
解読できたものの中では、プロレスやボクシング関係者、お笑いの方々が多かったです


どうしても写真が横にならなくてすいません。
首を左90度に曲げて見ていただければと思います。

お店は何も大食いメニューだけではありません。普通の中華料理もたくさんありました。
自分は上の写真の「鶏のから揚げ定食」をいただきましたが、いわゆる「ぶつ切り」になった肉を揚げたものではなく、一枚肉を揚げてからカットし、その上に甘酢のたれと野菜がたっぷりと乗っていて、酸っぱい系が好みの自分は美味しくいただくことができました。値段も確か600円程度だったと思います。
YHからもほど近いので気軽に立ち寄れる1件です。

2012年5月9日水曜日

築地への第○番目のルート

東京セントラルユースホステルから築地へ行きたいと考えていらっしゃる方は、少なくないと思います。検索するといくつか出てきますが、いろんな行き方があると思います。

(1)JR線で秋葉原へ行き、日比谷線に乗り換えて築地駅へ(乗車16分+乗換+徒歩)
(2)東西線で茅場町へ行き、日比谷線で築地駅へ(乗車12分+乗換+徒歩)
(3)大江戸線で築地市場駅へ(乗車25分+徒歩)

今回は、これらとは別のルートで行ってみました。
有楽町線の乗り場へ向かいます。セントラルユースホステルの入っているビルの真下に乗り場があります。有楽町線で新富町駅へ向かいます。所要13分。新富町駅で下車し、4番出口へ。
地上へ上がると道路沿いに直進、2・3分で築地駅を通り過ぎ、築地4丁目交差点へたどり着きます。
市場前交差点まで直進し、そこを左折、しばらく行くと波除神社に突き当たります。右手側が、市場の中への入り口です。 ここまで、新富町駅からゆっくり歩いて15分程度です。

セントラルユースホステルから、正味30分程度でたどり着けます。
新富町駅からの道中に、店に寄るのもいいですね。
たとえばこの写真のお店、このルートでないとなかなか見つけづらいです。

2012年5月8日火曜日

☆老舗和食店「鳥茶屋」さんの親子丼を紹介します


 

神楽坂に「鳥茶屋」さんは2件あります。本店は毘沙門天のほぼ対面、神楽坂通りに面したところにあります。親子丼が食べられるのは別亭のほうで、こちらは、神楽坂通りを上って、「神楽坂仲通り」の入り口を反対方向の左に曲がってしばらく歩き、銭湯「熱海湯」を右に入った、通称「熱海湯階段」の途中にあります。「鳥茶屋」さんは「うどんすき」や鳥料理のお店で、「親子丼」はランチ限定のメニューです。(日曜と祝日は除く)ふわふわトロトロ卵の中に、硬すぎず柔らかすぎずの鶏肉が入っていて、美味しいです。店構えも立派で、従業員お方も和服姿で、950円でリッチな気分になれます。


親子丼、味噌汁、漬物に、この日はあんずゼリーのデザート付です。
これにサラダ(野菜が美味しそうでした)、煮物、冷奴、アイスクリームがついた親子丼御膳
(1580円)もあり、隣席の人が食べていて美味しそうでしたが、財布と相談してやめました。
玄関も高級感があります。
「熱海湯階段」です
この階段の右側にお店があります。

2012年5月7日月曜日

☆美味しいものがいっぱいシリーズ <第1弾>


今回は「神楽坂下」交差点から神楽坂通りを上ってすぐ右側にある、洋菓子「不二家」さんの「ペコちゃん焼」を紹介します。全国に「不二家」のお店はたくさんありますが、「ペコちゃん焼」を販売しているのは日本でここだけ、他のお店では買うことはできません。お店の人が常時焼いていますが、時間帯によっては行列ができています。種類も定番以外に季節や月替わりで限定メニューが出ますので飽きることもありません。一個105円という値段も庶民の味方です。
場所は神楽坂下交差点から通りを上ってすぐ右側です


おなじみペコちゃん人形です
ほっぺにあんこがついています

近くで見ると結構顔が怖いです



中身も結構入ってます。甘さは割と控え目です。

ペコちゃん焼を買うとペコちゃん焼の歴史や美味しい食べ方などが載った小冊子をもらえます。
それによると、「ペコちゃん焼」にボーイフレンドの「ポコちゃん焼」がごくまれに混じっているようです。
運が良ければゲットできるかも?

2012年5月6日日曜日

ちょこっとお散歩 その1




  東京セントラルユースホステルのお膝元

一度訪れたら何度も通いたくなる不思議な街

「神楽坂」(かぐらざか)




ユースホステルの住所は新宿区神楽河岸1-1  1-1と言うと何か偉くなったような感じです。 

さて、YH最寄駅、JR飯田橋駅西口を出ると正面に旧江戸城の外堀、左側をよく見るときれいに積み上げられた石垣があります。昔、ここに牛込門という門がありました。3代将軍徳川家光公が江戸城を拡張する工事をしたときに造られたそうです。また、西口改札を背にして右手の坂を上った、矢来町という場所に当時の大老、酒井忠勝の屋敷があり、その間の道路を整備したのが「神楽坂」の始まりだということで、道幅もほぼ現在のメインストリートである「神楽坂通り」同じぐらいだったようです。
飯田橋駅西口を出て左を見ると旧江戸城の牛込門跡があります
YH18階から「神楽坂下」交差点を見下ろせます。
右方向に延びるのが「神楽坂通り」です


☆神楽坂で迷子になろう

神楽坂は昔から「花街」として栄えてきました。「神楽坂通り」から左右に少し入ると石畳の路地、そして黒壁の建物が並び、料亭やレストランになっているところもあります。平成の時代になった現在でも、神楽坂ではその伝統文化は脈々と継承され、芸者さんと、所属する置屋さんがあり、日が暮れ、石畳の路地に行燈の灯がともるころ、料亭に通う芸者さんの姿を運が良ければ見ることができるかもしれません。


神楽坂の「通り」、「坂」、「路地」などにはユニークな名前がついています。「かくれんぼ横丁」、「芸者新道」、「本多横丁」、「庚嶺坂」、「袖摺坂」、「熱海湯階段」など、その由来の書いた看板もあるので、調べながら歩くのも楽しみの一つです。


この階段は「熱海湯」階段といいます
階段の上り口に「熱海湯」という銭湯があります
こちらが「熱海湯」です
この日はあいにくお休みでした


 

 ☆文化人に愛される街「神楽坂」

旅館「和可菜」:裏路地の中にたたずんでいる
石畳の路地に、料亭やレストランが点在している
飯田橋駅方面から神楽坂通りを上り、毘沙門天のあたりを右に入った路地に「和可菜」という旅館があります。「ホン書き」旅館として有名で、著名作家や脚本家の方が作品を書くために宿泊されているということです。また、夏目漱石も神楽坂付近に居を構えており、作品の中に神楽坂の地名が何度となく使われています。同じく明治の文豪泉鏡花も神楽坂に住んでいて、住所跡が新宿区指定史跡となっています。


先代千円札の夏目漱石は神楽坂近くの
新宿区喜久井町(早稲田大学の近く)で生まれ、
神楽坂には幼少期より関わりが深い










☆日本の伝統とフランスの風

黒塀に囲まれた神楽坂の裏路地をあちこち歩いているうちに、日本でないような風景に出会うことがあります。そう、神楽坂はフランス人を中心に外国人の居住者が多い地域です。それは神楽坂地区に「東京日仏学院」や「フランス人学校」があるから。当然フレンチレストランも多いし、その質も高く、和とフレンチの融合した独特の空気が漂う東京でも唯一の町といえます。ちなみに、赤城神社近くの商店街ではBGMがシャンソンでした(オシャレ!!)。


ここだけ見ているとパリのような感じ




東京日仏学院です。レストランもあります。
この付近の住宅地にはフランス人の方が多く住んでいます




☆まだまだ訪れたい場所はたくさんあります

神楽坂通りを上って左手に神楽坂のシンボルとなっている毘沙門天(善國寺)があります。地元の人は「毘沙門様」と呼んでいます。建物の一階にある集会室では落語の寄席も開催されます。



毘沙門天は一般的には「武神」と言われているが、絵馬にはジャニーズ
関係の願い事がとても多かったです。嵐の二宮君が出演したドラマ(神楽坂が舞台)の影響でしょうか









毘沙門様を過ぎ、「神楽坂上」の交差点を渡り、しばらく歩いて右に入ったところに「赤城神社」があります。西暦1300年ごろに群馬県の赤城山にある赤城神社から分祀されたのが始まりといわれる古い神社ですが、平成22年秋に建て替えれれました。本殿はガラス張りで、オシャレな美術館みたいです。23年にはグッドデザイン賞を受賞したそうです。


本殿です。右側のビルはマンションで、昔は幼稚園がありました。
オシャレですが、地元では「神様の上に人が住んでいいのか」
との声もあるようです。
全面ガラス張りの本殿はまるでオシャレな美術館やカフェのようです。



と思いきや本物のカフェが境内にありました。
「あかぎカフェ」といいます。境内のマンションの
1Fにあります。


狛犬です、かわいいです。スフィンクスのようでもあり、マーライオン
のようでもあります。しかし、これは江戸時代の様式をリメイクした
由緒正しきものだそうです。








☆美味しいものがいっぱい(次回以降、小出しで掲載します)

神楽坂にはメインストリートの神楽坂通りや、裏路地から横丁に至るまで、「一見さんお断り」の高級料亭から、和食、中華、フレンチやイタリアンなどの西洋料理、焼肉屋、居酒屋、ワインバー、昔ながらの喫茶店など、ありとあらゆるジャンルの雰囲気のよいお店がひしめいています。また、和菓子、洋菓子のお店も多く、思わず涎が出そうです。

狭い地域にこれだけお店が集まっているということは、レベルが低いと淘汰される可能性が高く、営業を続けるには、高い質、高いサービス、納得のお値段を保たなければならないと推測されます。だったら、「実際にレポートしてみろよ」と言われそうですが、ユースホステルのスタッフの給料だと絶対に無理、破産します。

というわけで、見出しのとおり「小出し」掲載せざるを得ません。次回以降、住宅ローンもまだまだ残る勤め人の身ですが、財布と奥様の許す限りレポートしますので、倖ご期待を!!